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アリ飼育用品を選ぶための評価基準

アリ飼育用品の共通評価基準

「飼っているアリから探す」の各種ページでは、飼育用品の適否を判断するために共通の項目を使用します。

各種ページには評価値だけを簡潔に表示し、基準の意味はこのページでまとめて説明します。

巣内湿度レベル

巣内の加湿条件を5段階で示します。
湿度計の数値ではなく、巣への加水と湿度勾配の作り方を示す目安です。
レベル1は巣へ加水しません。
レベル2以上は加水できます。
レベル2は乾燥側に寄せた湿度勾配を基本とし、レベル3は乾燥域と湿潤域をバランスよく作ります。
レベル4は湿潤側に寄せた湿度勾配を基本とし、レベル5では乾燥領域を特に必要としません。

乾燥域と湿潤域の色分けは模式図です。色の幅は面積比や湿度の百分率を示しません。

1/5「完全乾燥」

巣へ加水しない。

2/5「乾燥」

乾燥を主体とし、一部に湿った領域を設ける。

3/5「普通」

乾燥域と湿潤域をバランスよく作る。

4/5「湿潤」

高湿度を基本とするが、巣内に湿度勾配があり、より乾燥した領域も利用する。

5/5「完全湿潤」

全体を極めて高湿度に保て、乾燥領域を特に必要としない。

最小の働きアリ

その種で想定する、最も小さい働きアリのおおよその体長です。

隙間、メッシュ、連結部などから脱走しないかを判断するために使用します。

横置きリンクスv2では、最小の働きアリの大きさを次の基準で使用します。

最大個体(女王)

女王のおおよその最大体長です。

巣穴、通路、入口、継手、接続部などを女王が通過できるかを判断するために使用します。

最大コロニー規模

成熟したコロニーで想定される個体数の目安です。

必要な巣容量、増設性、大規模飼育・終生飼育への適性を判断するために使用します。

推定値であり、飼育下で必ずその個体数になることを示すものではありません。

飼育設備への損傷性

アリがチューブ、メッシュ、樹脂、木材などの飼育設備を損傷する性質の強さを示します。

実際に破損するかどうかは、設備の素材や構造によって変わります。

低

通常の飼育で、飼育設備を特に損傷しない。

中

ビニールチューブ程度の軟らかい素材であれば、穿孔することがある。

高

標準品で使用しているステンレスメッシュを変形・切断することがある。
対応製品では細目メッシュ等への仕様変更が必要。

特殊対応

通常の「高」では対応できない種類。
細目メッシュやアクリル板にも穿孔能力があり、二重ケースなど、脱走が起こり得ることを前提とした対策が必要。

食性

飼育時に用意する餌の種類を示します。

各種ページでは、その種に必要な糖質、動物性タンパク質、種子などを表示します。

動物性タンパク質については、幼虫の成長期には生き餌を基本として推奨し、生き餌を使用できない場合は粉末タンパク餌を代替として案内します。

商品適合表示

各種ページでその他の対応用品をまとめて表示する場合は、次の基準を使用します。

評価は、体サイズ、巣内湿度、最大コロニー規模、飼育設備への損傷性などを総合して決定します。

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