
セファロタスクロナガアリは、種子に加えて生き餌を与える種類です。
小さな働きアリへの隙間対策と、メッシュを傷めることへの対策を分けて考え、成長に合わせて飼育設備を増やします。
基本情報
- 巣内湿度レベル:4/5「湿潤」
- 最小の働きアリ:約4mm
- 最大個体(女王):約18〜20mm
- 最大コロニー規模(飼育下の推定):20,000〜30,000匹
- 飼育設備への損傷性:高
- 食性:種子+動物性タンパク質
用品全体に共通する選び方
メッシュを傷めることへの対策として、巣・エサ場・給水器・通気部は、細目メッシュを選べる製品では細目仕様を推奨します。増設するユニットも同じ基準で選びます。
1.女王のみ〜初期コロニー
試験管セパレーターv2:◎ 推奨
初期の飼育には、試験管セパレーターv2が向きます。
給水量を外から確認でき、少ないスペースでコロニーの状態を見られます。
巣の湿度を保ちながら、種子を貯蔵する場所まで水浸しにしないようにします。
女王のみの時期から飲水できる場所を用意しておくと安心です。
働きアリが生まれたら、種子と肉餌を与えられるエサ場を用意します。
試験管セパレーターv2を見る
https://aliceinunder.theshop.jp/items/68156922
次の巣へ移る目安
匹数だけでなく、アリ・幼虫・持ち帰った種子で巣内がどの程度埋まっているかを見て判断します。
巣が狭くなったら、広い巣への引っ越しや増設を検討してください。
大きな働きアリが増えても、最小の働きアリが通れる隙間を基準に設備を選びます。
大きな個体の観察だけで、小型個体への対策を省かないようにします。
2.働きアリが増えた後の巣選び
推奨の中心:横置きリンクスv2
横置きリンクスv2は「◎ 推奨」です。
大きくなるセファロタスクロナガアリのコロニーに合わせてタワー化やユニット増設ができるため、成長後の巣選びの中心としておすすめします。
- 大型ワーカーの通行を考慮し、連結部にチューブを入れない構成を選ぶ
小型ワーカーの体長は約4mmを目安にします。
大型ワーカーも通るため、横置きリンクスv2の連結部にはチューブを入れない構成を推奨します。
連結部にはチューブを入れず、大型ワーカーの通行を確保します。
▶ リンクスのセット・巣タイプを比較する
横置きリンクスv2 スターターセットを見る
https://aliceinunder.theshop.jp/items/97871549
コロニーが大きくなったら、タワータイプ・高層タワータイプも選択肢になります。
横置きリンクスv2 タワータイプを見る
https://aliceinunder.theshop.jp/items/97870693
横置きリンクスv2 高層タワータイプを見る
https://aliceinunder.theshop.jp/items/97870720
代替の選択肢:箱型3Dプリンター巣
箱型3Dプリンター巣の湿潤種向けは「○ 使用可」で、横置きリンクスv2に代わる選択肢です。
縦方向に巣室が広がり、アリが種子を運ぶ様子などを横から観察できます。
箱型【大】B-Hkdには、巣・エサ場・外付け給水器を細目メッシュに変更するオプションがあり、セファロタスクロナガアリもその対象として案内されています。
最適湿度は4のため、湿潤環境を基本とし、より乾燥した領域も使える状態にします。
種子の貯蔵場所が濡れ続けていないか確認しながら管理します。
巣が手狭になったら、別の巣をチューブで接続して増設します。巣・エサ場・接続チューブを置けるスペースを確保してください。
箱型【大】(B-Hkd)スターターセットを見る
https://aliceinunder.theshop.jp/items/142446660
湿潤種向けのエンドプラグを上部に2個使います。
Mdk-Bスターターセットには細目メッシュの選択肢がありません。細目メッシュ仕様を選ぶ場合は、B-Hkdを選んでください。
箱型(Mdk-B)スターターセットの仕様を見る
https://aliceinunder.theshop.jp/items/137033494
シンプルな構成で観察したい場合:平型石膏巣
平型石膏巣は「○ 使用可」です。
上から観察しやすく、価格を抑えて始めたい場合にも選べます。
石膏内部の含水量は外から分かりにくいため、加水量に注意します。
アリが使う場所と種子の貯蔵場所を見て、濡れた種子や傷んだ餌が残らないようにしてください。
基本的には1シーズン程度を目安に交換する消耗品として扱います。
増設はチューブ接続となるため、大規模化すると巣と配管を置く面積が必要です。
メッシュや継手が傷んだら交換します。
平型石膏巣 スターターセットを見る
https://aliceinunder.theshop.jp/items/136549418
3.その他の用品
木製巣・木製タワー、大型種レイアウトシリーズ、大型石膏巣フレームは非推奨です。
増設するなら横置きリンクスv2を推奨します。
小型ワーカーは約4mmを目安とし、大型ワーカーの通行を考慮して連結部にはチューブを入れない構成にします。
4.エサ場を選ぶ
横置きリンクスv2 シングルエサ場タイプ
大型ワーカーの通行を確保するため、連結部にはチューブを入れません。
横置きリンクスv2 シングルエサ場タイプを見る
写真:横置きリンクスv2 シングルエサ場タイプ(オプションパーツの取付例)
ラウンド3Dプリントタイプには細目メッシュの選択肢がありません。細目メッシュ仕様を選ぶ場合は、横置きリンクスv2 シングルエサ場タイプを選んでください。
エサ場(ラウンド3Dプリントタイプ)の仕様を見る
写真:エサ場(ラウンド3Dプリントタイプ)
種子、肉餌、飲水を置く場所を分け、食べ残しや種子の殻を回収しやすい配置にします。
5.餌
種子と生き餌を用意する
セファロタスクロナガアリには、種子と生き餌を組み合わせて与えます。
種子だけを置いて終わりにせず、コロニーの成長と消費量を見ながら給餌してください。
種(エサ用)5gパックを見る
写真:種(エサ用)5gパック(パッケージ例)
幼虫の成長期には動物性タンパク質が必要です。
基本は生き餌を推奨します。
生餌・エサ虫から選ぶ
https://aliceinunder.theshop.jp/categories/2404015
生き餌を使用できない場合は、粉末タンパク餌を代替として選べます。
粉末餌から選ぶ
https://aliceinunder.theshop.jp/categories/2403999
スイーツパウダーproは補助として
蜜餌も補助として使用できます。
種子と動物性タンパク質を用意したうえで、食べる量に合わせて少量ずつ与えます。
スイーツパウダーpro 約10gを見る
写真:スイーツパウダーpro 約10g(パッケージ例)
6.飲み水
巣を湿らせる水と、アリが直接飲む水は分けて考えます。
試験管や石膏巣で加湿していても、飲水できる場所を用意してください。
外付け給水器
5ccタイプで通常使用でき、補水頻度を下げたい場合には30ccタイプも選べます。
外付け給水器は、自在継手で分岐させてラウンドエサ場につなぐこともできます。
自在継手v2|M16シリーズを見る
https://aliceinunder.theshop.jp/categories/6406289
外付け給蜜器v2・給水器 5ccタイプを見る
写真:外付け給蜜器v2・給水器 5ccタイプ
外付け給蜜器v2・給水器 30ccタイプを見る
写真:外付け給蜜器v2・給水器 30ccタイプ
設置型給水器を検討する場合
飲水には、上で紹介した外付け給水器を優先します。
エサ場内に置く5cc給水器も使用できます。
蜜餌は食べ切れる量を少量ずつ与え、残りを取り除いて新しい餌に交換します。
水の常設と蜜餌の管理は分けて行います。
成長後の巣は、コロニーに合わせて増設できる横置きリンクスv2を「◎ 推奨」とします。箱型3Dプリンター巣は「○ 使用可」の代替の選択肢です。
購入する用品が決まったら、上のリンクから価格・在庫を見て購入できます。

