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ラウンド石膏巣の使い方|側面からの給水とエサ場への接続

ラウンド石膏巣。天然石と給水パイプのある本体とクリアカバーの実物写真。

天然石入り平型石膏巣のラウンドタイプは、湿潤環境を好む土中営巣種向けに、あり巣 in undergroundが製作している巣です。
石膏に天然石を組み合わせ、凹凸や隙間のある生活スペースを作っています。

丸い本体の中に天然石と給水パイプを配置しています。
石の形や個数は製品ごとに異なります。

この記事は、約95×90×高さ40mmの現行ラウンドタイプの説明です。
旧「天然石入り平型石膏巣」のS・Mサイズとは、給水箇所や接続口の高さが異なります。

天然石と給水パイプの役割

天然石は見た目のためだけに入れているわけではありません。
石の周りに凹凸や隙間を作り、アリが身を寄せられる場所を設けています。

天然石の周囲にできる隙間を使っている様子。

もう一つの特徴が、ステンレスメッシュを貼った給水パイプです。
ここへ水を入れると、数分〜数十分かけて石膏へゆっくり吸水します。
生活面へ一度に水を流し込まず、卵や幼虫のいる場所へ急に水が広がることを防ぐための構造です。

ありす

石膏の表面へ直接、水をかけるの?

ありぐら

現行ラウンドタイプは、側面の穴から給水パイプへ水を入れるんだよ。

側面からの給水と吸水待ち

側面の給水穴から、内側の給水パイプへ水を入れます。
  1. シリンジなどで、側面の給水穴から給水パイプへ水を入れる。
  2. 石膏が水を吸うまで待つ。
  3. すぐに染み込まないことだけを理由に、水を続けて足さない。

吸水には時間がかかります。
給水パイプと巣内の状態を見ながら管理してください。
製品の個体差によっては、小型種が給水パイプの中へ入り込む場合もあります。

ありす

石膏に混じっている黒い粒は何?

ありぐら

粉炭を混ぜて、給水時の色の変化や使っているうちの汚れを目立ちにくくしているんだよ。

エサ場との接続と高さ差

側面の連結穴には外径10mmのチューブを接続できます。
連結穴の中心は床面から約22mmの高さです。
エサ場より穴の位置が高いため、接続するときは高さ差も確認してください。

旧S・Mサイズの記事にある約12mmではなく、現行品の穴中心は約22mmです。

ラウンドエサ場と組み合わせるスターターセットには、±15mmの高さ変換ブロックと接続用の短い8×10mmチューブが含まれています。
本体単品を選ぶ場合は、手持ちのエサ場に合うチューブと高さ調整部品を揃えます。

左の巣と右のエサ場の間に、チューブと高さ変換ブロックを入れた接続例。
ありす

手持ちのエサ場につなぐなら、穴の高さも見るんだね。

ありぐら

チューブの太さだけでなく、巣とエサ場の接続位置も合わせて確認してね。

本体単品とスターターセット

すでにエサ場や給餌用品を持っている場合は、本体単品を組み合わせられます。
本体単品の内容は、巣1つとクリアカバー1個です。
写真に写るエサ場、チューブスロープ、遮光カバー、生体は基本構成に含まれません。

本体単品は、巣とクリアカバーの組み合わせ。
エサ場や接続部品は別に揃えます。

天然石入り平型石膏巣|ラウンドタイプの商品ページ

巣とエサ場を一緒に揃える場合は、スターターセットで組み合わせを確認できます。
基本構成は次のとおりです。

標準構成の実物。
遮光カバーはオプションです。

生体とエサは別売りです。

標準構成から変更する場合の選択肢。
現在選べる構成は商品ページのオプション欄で確認してください。

平型石膏巣|スターターセットの商品ページ

サイズと適合の確認

標準セットを連結した横幅の目安は約250mmです。

高湿度の環境が合うかどうかを、飼育する種類に合わせて選びます。
商品ページにはクロオオアリ、ムネアカオオアリ、クロヤマアリ、オオズアリ、アシナガアリ、ミヤコオオアリなどの飼育実績を掲載しています。
これは実績の紹介であり、土中営巣種ならすべて同じ条件で飼えるという意味ではありません。

スターターセットの対応生体は体長3mm以上で、標準構成では内径8mmの接続ホースを通過できることが条件です。
大型種は体長だけで決めず、体幅や体型も含めて通れるか確認してください。
収容目安も、実際のアリの大きさやコロニーの状態に合わせて判断します。

日常管理の注意点

ありす

つないだまま移動するときは、どこを持つの?

ありぐら

フタを持たず、巣とエサ場の本体を両方支えてね。

巣へ加える水は、石膏を通じて飼育環境を加湿するためのものです。
アリが直接飲む水とは分けて考え、乾燥や給水忘れへの備えとして飲み水を用意しておくと安心です。
スターターセットには1ccと5ccの給蜜器/給水器が含まれています。

旧モデルと他の巣の比較

旧S・Mサイズをお持ちの方は、旧「天然石入り平型石膏巣」の解説をご覧ください。
旧記事の上面給水や接続高さを、現行ラウンドタイプへそのまま当てはめないでください。

他の巣と価格や収容目安を比べたい場合は、アリの巣の価格・収容目安比較にまとめています。
まず湿度や通路などの条件が合う巣を選び、そのうえで規模と費用を比べてください。

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