ありぐらへようこそ!

はじめまして、ありぐらです!
ブログ名と同じく「ありぐら」と呼んでください。
愛知県で、アリ飼育用品店「あり巣 in underground」を運営しています。
現在の運営会社は株式会社AIUです。
アリの巣や餌の製作から始まり、今はエサ場、給水器、給餌用品、餌虫用品なども開発・製造・販売しています。

わたしのお店でせっせとアリの巣を作ってる人だよっ!
↑あり巣 in undergroundのマスコットキャラクター「美少女のありすちゃん」。
このブログでは、わたしと一緒に登場します。
ちなみに、似ていると言われたことがある有名人は「花江夏樹」さん、「Hikakin」さん、「綾野剛」さん、「おすぎ」さん。
アリ以外の虫は、基本的に苦手です。
ゼロコーラが好きで愛飲しています。
そんなわたしが、どうしてアリの巣を作って暮らすようになったのか。
始まりは、アリではなく水槽でした。
水槽から始まった飼育と自作
高校生のころ、アルバイト代で長く楽しめる趣味を探して、アクアリウムを始めました。
水草に興味を持ち、そこからビオトープや水耕栽培へ。
水槽の上部フィルターを改造して水耕栽培装置を作るなど、生き物や植物を育てる環境を自分で工夫していました。

アリを飼う前から、飼育環境を自分で作ったり、改造したりしていたんだ。

水槽の趣味から、どうやってアリにたどり着いたの?
きっかけの一つは、イチゴの受粉です。
ミツバチに受粉してもらえないかと、ミツバチの飼育について調べていました。
ただ、住宅街で飼うとなると、周囲への影響も気になります。
ミツバチの飼育は断念しましたが、その過程で「アリを飼う」という趣味を知りました。
ちょうど当時、ビオトープではヤゴがメダカを食べてしまう問題がありました。
駆除したヤゴを、そのまま捨てるのはもったいない。
死骸を餌として利用できないかと考え、アリを飼い始めたのです。

最初からアリ好きだったわけでも、アリの巣を売ろうと思っていたわけでもないんだよ。

いろいろな飼育を続けるうちに、アリにつながったんだね。
ミカドオオアリと木の巣
本格的にアリ飼育を始めたのは、2017年の冬。
そして2018年の春、初めて自分で女王アリを採集できました。
そのアリが、ミカドオオアリでした。

既存の飼育記事に掲載している写真です。
2か月ほど探して、ようやく採集できた初めての女王アリ。
家に帰って、意気揚々と飼育方法を調べました。
すると、ネットには「枯れた木や竹に営巣する」という情報が。
早速、木や竹でできた巣を購入しようと探しました。
……が、ない!
売って……ない!
作っている人も、い……いない!?
もちろん、わたしが見つけられなかっただけかもしれません。
ただ、当時探した範囲では、欲しい巣が見つからなかったのです。
飼育情報もあまり見つからず、当時読んだ石膏巣での飼育記録には、うまくいっていないように見えるものもありました。

それなら、自分で作ろうと思ったんだ。

欲しいものが売っていなかったから、自作が始まったんだねっ!
そこから、木やプラスチックケース+飲水を常設でアリの巣を作ることを考え始めました。
ほかの種類も飼う中で、石膏巣なども数多く製作。
作って、使って、また直すうちに、少しずつ巣作りのコツがたまっていきました。
これまでに作ったアリの巣は10,000個を超え、飼育経験も100種以上になりました。
今の仕事の原点は、あのときの「必要なものがないなら、自分で作ろう」です。
会社員の副業から始まったお店
販売を始めたのは、2018年6月ごろ。
知人と二人で共同経営を始めます。
それはまだ屋号もないままネットオークションで販売を始めました。
会社員として働きながらの、副業です。
そして2019年5月1日、「あり巣 in underground」を開業しました。

あり巣は、最初から一人で始めたお店ではないんだ。

共同経営で始めたお店が、今につながっているんだね。
事業は、やがて副業の範囲では収まらないほど大きくなっていきました。
それぞれが、これからの働き方を考え直すことになります。
休職と独立 それぞれの働き方
2023年9月1日、わたしは会社員を休職し、あり巣の仕事に専念しました。
自分の事業に専念する生活を経験して、感じたのは、
「こんなに自由に生きられる道があるのか」
ということでした。
一方、共同経営者は「サラリーマンとして働くほうが楽だ」と思い直し、会社員へ戻る道を選びました。
同じ事業に関わりながら、それぞれ全力で走り切った結果、自分に適した働き方として、自然と経営体制が変わっていきました。

わたしは自分の事業を続ける道を選び、共同経営者は会社員へ戻る道を選んだんだ。

同じ仕事を経験して、それぞれに合う働き方が見えてきたんだね。
2024年3月からは店主がわたしに交代し、単独経営になりました。
現在のあり巣は共同経営ではありませんが、二人で始めて育ててきた時間も、お店の歴史の一部です。

今でも元共同経営者は頻繁に手伝ってくれるし、月に何度かご飯へ行くような仲だよ。

今もつながりが続いているんだね。
勤務先を正式に退職したのは、2024年10月1日です。
2023年9月から休職してあり巣に専念し、2024年10月に会社員という立場を離れて、完全に専業となりました。
株式会社AIUという名前
2025年2月、株式会社AIUを設立し、法人化しました。
「AIU」には、二つの意味があります。
一つは、あり巣(Alice) in undergroundの頭文字。
それまで使ってきた屋号を、法人名にも引き継ぎました。
もう一つは、五十音の「あいう」。
最初の3文字に、新しいことの始まりという意味を込めています。

アリの巣を専門に作って売る仕事で法人化するなんて、自分の知る限り前例のない道だったんだ。

屋号を引き継ぐ名前でも、新しい始まりの名前でもあるんだねっ!
誰もやっていない仕事に取り組み、自分で道を作っていく。
「わたしの前に道はなく、進んだ分だけ後ろにできる」
そんな意味合いを込めた社名です。
共同経営で始めたお店の歴史を引き継ぎながら、これからの仕事も自分で作っていこうと思っています。
今も続く 飼育環境のものづくり
現在は株式会社AIUとして、アリの巣、エサ場、給水器、給餌用品、餌虫用品などを自社で開発・製造・販売しています。
製作には3Dプリンターやレーザー加工機などを使用。
100種以上のアリを飼ってきた経験をもとに、種類ごとに適した飼育環境を考えています。
最初に考えるのは、そのアリの飼育に必要な条件です。
そこから素材や形状を選び、試作して、実際に確かめ、改良する。
木の巣から始まった製作は、今もそうやって続いています。

欲しい飼育環境を、自分の手で形にできるのがこの仕事なんだ。

高校生のころの水槽の工夫も、ミカドオオアリの巣作りも、今の仕事につながっているんだね。
自分で働き方を選び、必要なものを考えて作る。
わたしがこの仕事を続けている理由も、その自由さと、飼育環境を工夫してきたことの延長にあります。
製品を作るときに大切にしている考え方は、こちらにまとめています。
販売している用品や生体は、あり巣公式ショップでご覧いただけます。
ありぐらで伝えていきたいこと
ありぐらは、アリを飼う中で分かったことや、飼育用品の製作・開発について書き溜めているブログです。
種類ごとの飼育方法、用品の選び方、製品比較、設計思想。
自作のコツや、販売・ものづくりの裏側も含めて、飼育を続ける人の参考になる情報を公開していきます。
わたし自身が飼育して観察したこと、一般的な知識、まだ確かめられていない仮説は、区別して伝えるようにしています。
経験から考えたことを、すべてのアリに当てはまる決まりとして書かないためです。
このブログは、アリをペットとして飼う方や、あり巣 in undergroundを利用する方に向けた場所です。
効率よく、命を軽んじない飼育を考えながら、知識を共有していきたいと思っています。

お店の商品を知ってもらうだけでなく、アリの飼育そのものを学べる場所にしていきたいんだ。

飼い方や巣作りで迷ったときに、読みに来てねっ!
飼っているアリに合う用品を探す方は、種類別の案内もご利用ください。
飼育や販売の実際に即して書いているため、生き物の写真や表現によっては、不快に感じる方もいるかもしれません。
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写真提供歴
2023年6月23日放送のTBS「THE TIME」に写真を提供しました。


