
ミカドオオアリには、乾燥した領域を確保できる巣を選びます。
初期は試験管セパレーター、働きアリが増えたら横置きリンクスv2や乾燥種向けの箱型へ。
木製タワーも使用できます。
基本情報
- 巣内湿度レベル:2/5「乾燥」
- 最小の働きアリ:約8mm
- 最大個体(女王):約15mm
- 最大コロニー規模:推定5,000〜10,000匹
- 飼育設備への損傷性:中
- 食性:糖質+動物性タンパク質
各項目の評価基準を見る
https://aliceinunder.theshop.jp/blog/2026/10/06/121250
1.女王のみ〜少数の働きアリの初期飼育
試験管セパレーターv2:◎ 推奨
女王だけの創設期から、働きアリが少ない初期コロニーに向きます。
最初から大きな巣へ入れず、コロニーの大きさに合う空間で飼育を始められます。
ミカドオオアリでも、試験管セパレーターは加水して使用できます。
乾燥を好む種類ですが、試験管内に湿度勾配を作り、乾いた領域も選べるようにします。
働きアリが生まれたらエサ場を用意し、蜜餌と動物性タンパク質を与えます。
女王のみの時期と、働きアリが活動する時期では必要な設備が変わります。
試験管セパレーターv2を見る
写真:試験管セパレーターv2(本体の外観)
次の巣へ移る目安
匹数だけでなく、アリ・幼虫・繭による巣内の埋まり具合で判断します。
飼育空間が手狭になってきたら、広い巣への引っ越しや増設を検討してください。
2.働きアリが増えた後の巣選び
増設のしやすさを優先するなら横置きリンクスv2、縦型の巣を観察したい場合は箱型の乾燥種向けが適しています。
木製タワーについては「その他の対応用品」で紹介します。
大規模化・増設重視:横置きリンクスv2(◎ 推奨)
ミカドオオアリに「◎ 推奨」の巣です。
将来の大規模化まで考えて、巣とエサ場を少しずつ増やしたい場合の中心になります。
- 巣とエサ場を同じ規格で連結できる
- タワータイプを使えば、床面積を抑えながら巣室を増やせる
- コロニーの成長に合わせて構成を変更できる
- チューブによる配管を増やさずに拡張できる
最小の働きアリは約8mmで、当店の4mm以上という基準を満たすため、チューブレスで連結できます。
乾燥側を確保し、巣全体を常に濡らすような管理は避けます。
一つの巣で最大コロニー規模を収容するものではありません。
巣内の混み具合を見ながらユニットを追加してください。
▶ リンクスのセット・巣タイプを比較する
横置きリンクスv2 スターターセットを見る
https://aliceinunder.theshop.jp/items/97871549
横置きリンクスv2 タワータイプを見る
https://aliceinunder.theshop.jp/items/97870693
横置きリンクスv2 高層タワータイプを見る
https://aliceinunder.theshop.jp/items/97870720
縦型の観察を楽しむ:箱型・乾燥種向け(◎ 推奨)
縦方向に並ぶ巣室を正面から観察でき、アリの巣らしい見た目を楽しめます。
貯水量や給水状態を外から確認しやすいことも利点です。
ミカドオオアリには乾燥種向けを選びます。
- Mdk-B:「乾燥種向けフタ」を選択
- B-Hkd:上部プラグに「ステンレスフィルター(乾燥種向け)」を選択
巣が手狭になったら、別の巣をチューブで接続して増設します。
増設数が多くなるほど巣・エサ場・配管が別々に増えるため、大規模化では横置きリンクスv2の方が構成をまとめやすくなります。
箱型(Mdk-B)スターターセットを見る
https://aliceinunder.theshop.jp/items/137033494
箱型【大】(B-Hkd)スターターセットを見る
https://aliceinunder.theshop.jp/items/142446660
3.その他の対応用品
木製タワー:◎ 推奨
ミカドオオアリには、横置きリンクスv2の木製タワーも適しています。
同シリーズの巣・エサ場と連結でき、木製の巣室を使って飼育空間を広げられます。
木製タワーは加湿機能を備えていますが、基本的には無加水での使用をおすすめします。
冬場の暖房や飼育設備の加温で著しく乾燥する場合は、種類と実際の環境に応じて補助的に加湿し、カビを防ぐため加湿量・木部の状態・通気に注意してください。
飲み水はエサ場側に別に用意してください。
試験管セパレーターの加水とは管理方法が異なります。
横置きリンクスv2 木製タワータイプを見る
写真:横置きリンクスv2 木製タワータイプ(本体の外観)
大型種レイアウトシリーズ:○ 使用可
床材・石・植物などを配置し、エサ場の景観を楽しみたい場合の選択肢です。
体長4mm以上という使用基準を満たします。
このシリーズは数十〜数百匹規模の大型ハリアリなどを主対象としています。
数千匹規模まで増やす飼育では、横置きリンクスv2を中心に増設を考えます。
大型種レイアウトシリーズを見る
https://aliceinunder.theshop.jp/categories/7745187
平型石膏巣と大型石膏巣フレームは、ミカドオオアリには非推奨です。
4.エサ場を選ぶ
横置きリンクスv2を使う場合
シングルエサ場タイプをチューブレスで連結できます。
木製タワーとも同じ規格で組み合わせられます。
横置きリンクスv2 シングルエサ場タイプを見る
写真:横置きリンクスv2 シングルエサ場タイプ(オプションパーツの取付例)
試験管セパレーター・箱型などを使う場合
ラウンド3Dプリントタイプを使用できます。
巣とエサ場をチューブで接続し、給餌や飲み水の管理をエサ場側で行います。
エサ場(ラウンド3Dプリントタイプ)を見る
写真:エサ場(ラウンド3Dプリントタイプ)
5.餌
糖質
ミカドオオアリは蜜餌をよく利用します。
スイーツパウダーproなどを、コロニーが食べる量に合わせて与えます。
スイーツパウダーpro 約10gを見る
写真:スイーツパウダーpro 約10g(パッケージ例)
動物性タンパク質
幼虫の成長期には動物性タンパク質が必要です。
基本は生き餌を推奨します。
生餌・エサ虫から選ぶ
https://aliceinunder.theshop.jp/categories/2404015
生き餌を使用できない場合は、粉末タンパク餌で代用できます。
糖質と動物性タンパク質の両方を用意してください。
粉末餌から選ぶ
https://aliceinunder.theshop.jp/categories/2403999
6.飲み水
乾燥を好むミカドオオアリにも飲み水は必要です。
巣を湿らせるための給水と、アリが直接飲む水は分けて考え、エサ場側に飲み水を用意します。
外付け給水器
外付け5ccタイプで通常使用できます。
横置きリンクスv2スターターセットの標準外付け給水器も5ccタイプです。
補水の頻度を下げたい場合は30ccタイプを選べます。
5ccでは不足するという意味ではなく、補水間隔を長くしたい場合の選択肢です。
外付け給蜜器v2・給水器 5ccタイプを見る
写真:外付け給蜜器v2・給水器 5ccタイプ
外付け給蜜器v2・給水器 30ccタイプを見る
写真:外付け給蜜器v2・給水器 30ccタイプ
ラウンドエサ場でも、自在継手を使って分岐させれば外付け給水器を接続できます。
自在継手v2|M16シリーズを見る
https://aliceinunder.theshop.jp/categories/6406289
設置型給水器
エサ場内に設置型給水器を置く方法もあります。
外付け式を接続しない構成では、こちらを選べます。
あり巣式 給蜜器|給水器|5ccタイプを見る
写真:あり巣式 給蜜器・給水器 5ccタイプ(設置型)
蜜餌は大量に常設しない
給水器は水の常設に使えますが、蜜餌は必要量だけ与えます。
大容量の容器いっぱいに入れ、長期間そのままにする使い方は避けてください。
ミカドオオアリの飼育方法を詳しく知りたい方へ
このページでは用品の選び方を紹介しています。
生態、温度管理、越冬などの詳しい飼育方法は、こちらの記事で紹介しています。
商品の価格・在庫・セット内容は変更される場合があります。
最新情報は各商品ページでご確認ください。

