・たくさん収容できる縦置きのアリの巣があるといいな。
・低価格でアリを収容できるコスパのいい巣を知りたい。
・石膏巣より再利用しやすい洗える巣はないの?
こんな疑問や困りごとを本記事では解決します。
下記の記事では、低価格を実現した縦置きできる「箱型3Dプリンター巣」をご紹介しました。
箱型3Dプリンター巣は、新たな加湿方法&部品点数の削減によって低価格を実現し、発売以来ご好評をいただいておりました。
本記事では、新たに大コロニー向けとして開発した、大サイズの箱型3Dプリンター巣をご紹介します。
箱型3Dプリンター巣は、販売以来、非常にたくさんの方にお買い上げいた縦置きのアリの巣です。
今回は「もっと大きな巣が欲しい」というリクエストにお応えした商品です。
進化したアリの巣をご覧ください!
(↑詳細ページクリックで3Dプリンター巣のカテゴリページが開きます。在庫切れの場合、商品ページが非公開の場合があります。)
箱型3Dプリンター巣について
箱型3Dプリンター巣とは、その名の通り、箱型のケースに3Dプリンターで作られた巣部を固定したアリの巣です。
下記にその特徴をまとめました。
巣のサイズ
組付け時外寸:約265×80×H185mm
(収容目安:クロオオアリ換算で約1500匹)
かなり大きな巣でクロオオアリやムネアカオオアリのような大型種でも1500匹くらいは入ると思うよっ!
給水方法と給水の目安
箱型3Dプリンター巣は、箱型のクリアケースに蟻の巣を模した巣部が固定してある作りです。
クリアケースの下部が貯水エリアとなっており、保水材として軽石を入れます。
ケースが傷つかないように軽石は同梱で袋に入れて送りますっ!!
使用前にフタを開けて上から軽石を適量入れてください。
フタ隙間(巣の上部)から、ニードルボトルやシリンジで簡単に加水できるようになっています。
貯水エリアは透明なので水量が目視可能です。
貯水量が見えるようになってますっ!!
一度満水まで給水すれば1~数ヶ月にわたり内部の湿度が保たれる設計になっています!
※雰囲気湿度により期間は異なります。最大給水量は100㏄程度で巣の床面が水没しない水位にしてください。
乾燥に注意するなら、マメに給水するといいかもねっ!!
片側の側面と底面のメッシュからは湿気が巣内に流れ込む仕組みになっています。
メッシュの目開きは0.5mm以下ですっ!!
適応生体は湿潤種&乾燥種
箱型3Dプリンター巣は、湿潤環境を好む種と乾燥を好む種の飼育に共に使うことができます。
巣の上部にはネジ穴が二個あり、そこに自在継手v2シリーズのエンドプラグまたはステンレスメッシュを取り付けて使用します。(購入時にエンドプラグまたはステンレスメッシュのどちらかを選べます。)
湿潤種向け⇒エンドプラグ使用
乾燥種向け⇒ステンレスメッシュ使用
こんな感じで想定しています。
フタを変えることで巣内にはどんな影響があるの?
まずは湿潤種向けにエンドプラグを使用した場合の巣内湿度イメージを見てね。
下から右上に向かって湿度が下がっているねっ!
ステンレスメッシュを使った場合はどうなるの?
巣部の上部が通気口の役割を果たすので、巣の上部を中心に巣内湿度が下がるよ。
※最下部の湿度はほとんど変わりません。
これならムネアカオオアリみたいに「乾燥し過ぎ」も「強すぎる加湿」も嫌うような中途半端な加湿を好む種も飼育しやすいねっ!!
加水した石膏巣なんかは、巣内全体が湿度100%にしかならないから、これで朽木営巣種や樹上営巣種の飼育がさらに簡単になったと思うよ!
エンドプラグ使用時に巣の上部に蟻が集まるなら、ステンレスメッシュに替えて湿度を下げてみるといいよっ!
分解かんたん!お掃除らくらく!
箱型3Dプリンター巣は、プラスドライバーのみで分解、組立ができるようになっています。
掃除をするときには水洗いが可能です。
水洗い時は
- 50度以上の熱湯×
- ハイター等の漂白剤×
- 中性洗剤の使用〇 ※濯ぎは必要
こんな感じです。
蓋を開ける
↓
軽石を出す
↓
+ドライバーでネジを6本外す
この順序で中の巣を取り出せます。
前面の接続穴でチューブ接続可能
前面には内径14mmチューブまたは外径10mmチューブの2種のチューブに対応した穴が1か所あいています。
チューブと継手を使うことで様々な接続方法が可能です。
大きなコロニーを飼育する前提なので内径14mmの太いチューブの使用がおすすめですっ!
接続例
この大きな巣にはどんな餌場が使えるの?
おすすめは横置きリンクスv2シリーズのエサ場がおすすめだね。
接続に必要なパーツを詳しく教えてーっ!?
下記のように繋ぐことを想定するね。
まずは、エサ場のサイドメッシュの片側を「ネジ穴有り」に交換して、チューブ用ストレート継手の(「内径」14mm &「外径」10mmチューブ 兼用)を取り付けます。
そうすると餌場の横からチューブが出せるね!
あとは内径14mm用のL字継手を使えば巣の前面から横方向にチューブが出せるよ。
エサ場の背面の穴はエンドプラグで封印してねっ!
脚パーツ取り付け方法
脚パーツは発送時に外してお送りしますので、お手元に届いた際には取り付けてくださいねっ!
使用の様子
写真はクロオオアリの少なく見積もって300匹程度のコロニーを入れています。
ずいぶん一部分に固まってるね!?
撮影したのが1月下旬で越冬中だからギュッと縮こまって過ごしているね。
それなら春~夏の活動期はもう少し広がるねっ!
奥行25mmほどの巣内にギッシリ蟻が入っているから、冬は見た目よりかなりアリが入っているよ。
箱型3Dプリンター巣にはおすすめポイントがいっぱい
ここまで箱型3Dプリンター巣について特徴や使用方法を書いてきましたが、改めてまとめてみます。
箱型3Dプリンター巣はココがすごい!
- 部品点数削減によるコスト削減
- 面倒な組み立て不要でかんたん設置
- 貯水エリアがあり、石膏巣に劣らない加湿性能
- 貯水量が見えるから給水タイミングに迷わない
- プラグとメッシュの付け替えで巣内湿度コントロール可能
- 石膏巣より優れた特性→「多湿なのに濡れていない」を実現
先行販売品の箱型3Dプリンター巣である(MdkーB)で実績のある作り方でよりパワーアップして大型化しています。
大コロニーを飼育している方はぜひご検討ください。
以上で箱型3Dプリンター巣の説明を終わります。
アリ飼育をゼロから考えて、設計とデザインをしました。
いますぐ、販売ページを確認して飼育中のアリに試してあげてください。
きっと、手元に届いたら満足できるアリの巣になっていますよ!
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