この製品は今後の販売予定がありません。掲載当時の仕様・使い方を記録として紹介しています。

・縦置きできるオシャレなアリの巣ってないの?
・撮影しやすいアリの巣があると嬉しいなぁ。
・初期コロニーで使っていた巣が手狭になってきたから、そろそろ引っ越しを検討しないとなぁ。
こんな疑問や困りごとを本記事では解決します。
下記の記事では、初期コロニー向けの「平型3Dプリンター巣」をご紹介しました。
「平型3Dプリンター巣」ではSSサイズとSサイズをご用意しましたが、「もっと大きい巣も欲しい」「縦置きして観察したい」そんな声を頂いておりました。
そこで、本記事では縦置きして側面から観察できる「垂直型3Dプリンター巣」をご紹介します

垂直型3Dプリンター巣は、中規模以上のコロニー向けのアリの巣です。
アリの巣として生体を健康に育てられる機能はもちろんのこと、同時に飼育者にとって観察や撮影がしやすいように設計を考えました!

ありぐら
アリ飼育用品店「あり巣 in underground」の製作担当。
アリ専用のエサや巣を日々考えてTwitterで発信している。
これまでに作った飼育用品は累計で1万個を超える。
世の中にまだない、自身が欲しいと思う巣や飼育用品を製作中。
垂直型3Dプリンター巣について
垂直型3Dプリンター巣とは、その名の通り、3Dプリンターで作られた垂直置き(縦置き)にして側面のガラス板から観察するタイプの巣です。
読者の方より「垂直置きの巣も欲しい!」そんな要望を頂いておりましたので、それを具現化しました。
他のどこにも売っていない完全オリジナル商品です。
下記にその特徴をまとめました。
カラーは選べる2色
カラーは淡い色合いの「パステルピンク」と大理石調の「ストーンホワイト」をご用意しました。


それぞれ全く違った雰囲気を味わえますので、お好きな方をお選びください。

かわいい「パステルピンク」とおしゃれな「ストーンホワイト」
基本的にわたしはこの2色をベースカラーに決めているよ!
巣のサイズは?
外寸・・・約67×34×H120mm
※シリコン栓の頭高さ(約3mm)除く
スリット幅は1mm以下です。2mm以下の小型種には、隙間を通って給水エリアに入り込むものがあります。飼育する種類の体格に合う仕切りか確認し、通り抜けるおそれがある場合は別の巣を選んでください。

使わないときにはスッキリしまえるようにボルトは埋め込みになっています。
飛び出ているのは上部のシリコン栓だけだよ!
適応生体は土中性~樹上性まで幅広い
この巣は外壁に沿うようにワタの入った給水エリアがあります。
上部のシリコン栓を外せば、シリンジで簡単に加水できるようになっています。
初回の給水量目安:5~8cc

給水エリアとアリの生活スペースはスリット入りの壁で別れています。

ヒメアリ等の超小型種は、スリットを通って給水エリアに入り込むおそれがあります。こうした種類には、体格に合う細かな仕切りの巣を選んでください。
給水エリアの下部は20ミリほど水を溜めておけるようになっており、そこからワタが水を吸い上げて加湿する仕組みになっています。


給水をすれば、一般的に石膏巣で飼育されるような土中や湿った朽木に営巣する種類を。
無加水であれば、木製巣で飼育されるような乾いた環境を好む樹上性の種類を飼育することができます。

使っている感じは試験管のように乾燥気味の環境になります。
なので土中性の加湿を好む種類は、週に一度程度の頻回な給水をおすすめします!
最大収容数は?
この小さな巣で飼育できる最大収容数の目安が下記の通りです。
※最も飼育されている国内最大種の「クロオオアリ」で換算しています。
最大収容数・・・大型種で約250匹


写真はヨツボシオオアリをテスターとして使っています。
この写真のヨツボシオオアリは、狭い所を好むのと撮影のためにライトを当てたことで最下段の隙間にぎゅうぎゅうに入っています。
この種のように中型種であれば、1000匹程度は飼育可能なサイズだと思います!
スパイラルスロープ構造には二つの機能
巣の内部には、スパイラルスロープが設けられています。

このスパイラルスロープ構造は先行販売のオリジナル試験管巣でも採用している構造です。
これには二つの機能があり、
- アリの昇り降りを楽にする
- 床面積を増やして居住スペースを増やす
これらを目的に設計されています。
アリは垂直面でも登れる種類は多いのですが、大きなエサを運ぶ時などは滑って歩きづらそうにしている様子も見られます。
また幅がある緩やかな傾斜であれば、通路としてだけでなく生活スペースとしても使ってくれます。


階段、はしご、凹凸など様々な形を試しましたが、「スパイラルスロープ」この構造を採用しました。
アリ飼育のことを徹底的に考えて設計しています!
側面には10mmチューブ穴が二つあり増設可能
巣部にあいている穴は約10mm。
垂直型3Dプリンター巣の両サイドにある穴は同じ巣を連結するのはもちろんのこと、エサ場や平型3Dプリンター巣と外径10mmチューブで容易に連結可能です。



わたしが作る飼育用品の穴高さと穴サイズは、合わせてあるのでストレスなく連結できるよ!
※もし、自作の用品を当店の商品規格に合わせたい場合は下記を参考にしてくださいね!
穴中心高さ・・・床面から12mm
穴サイズ・・・Φ10mm
洗浄可能で繰り返し使える
石膏巣などと違い、3Dプリンター巣は汚れても水洗いで再利用可能です。
前後の観察面は共に透明度が高いガラス。
取付板を留める四本のネジを外すだけで簡単に内部の掃除をすることができます。


ガラス板の縁は鋭利になっています。
ガラス板を取り外して清掃する時は、手を切らないよう手袋などの保護具を着用し、安全に注意して作業してください。
巣の側面にはオリジナルキャラクター&ロゴ


垂直型3Dプリンター巣は、当店のオリジナル商品ですので、ロゴとオリジナルキャラクターの「ありすちゃん」のシルエットが彫り込まれています。

機能性を保ちながら、かわいくて自然なデザインを目指しましたっ!!
掲載当時のオリジナルアイテムを組み合わせた飼育例
「統一感のある飼育セット」
掲載当時は、使う色を極力減らし、同色でそろえたセットを製作していました。
下記に飼育セットの一例を載せますので、「こんな感じに飼育できるんだー」と眺めてもらえれば幸いです。



リビングに置いていて来客があっても見せたくなる。そんな蟻の飼育セットを作ろうと心がけています!
写真のアイテムは開発中のものもありますが、下記にリンクがあるから見てもらえたら嬉しいです!
ここでは90mm角ケースを使った旧エサ場(3Dプリントタイプ)を紹介しています。
現在取り扱い中のエサ場を見る
現在の製品は形状・寸法・接続条件を確認して選んでください。
ここではホース用の差し込み式エンドプラグを紹介しています。
現在のチューブ・コネクタ一覧(内径・外径を確認)
ネジ式プラグとは接続方法が異なります。

パステルピンクのセットは「世界で一番カワイイ蟻飼育セット」を目指してつくってるよっ!!!!
アリ飼育をゼロから考えて、設計とデザインをしました。
すでにお持ちの方は、本記事の組み立て方・使い方をご参照ください。





