・小型種の脱走を防いで飼育できる巣が欲しい。。。
・試験管セパレーターを複数本あわせて使えないの?
こんな疑問や困りごとを本記事では解決します。
下記の記事では、試験管飼育における加湿性能の不足を補うため、本体にも加湿箇所を設けた「オリジナル試験管巣」をご紹介しました。
オリジナル試験管巣は販売よりご好評いただいておりましたが、試験管セパレーターを開発&販売したことにより、本体に加湿せずとも石膏巣と同等以上の保湿性能を確保できるようになりました。
そこで、本記事では試験管セパレーターの使用を前提として開発した試験管巣である「ガトリング試験管巣」をご紹介します。
ガトリング試験管巣は、通常の試験管だけでなく【試験管セパレーター】を複数使用することを念頭に置いて設計しています。
試験管セパレーターの詳細については下記の記事をご覧くださいね!
(↑詳細ページクリックで試験管巣のカテゴリページが開きます。在庫切れの場合、商品ページが非公開の場合があります。)
ガトリング試験管巣について
ガトリング試験管巣とは、3Dプリンターで作られた試験管を複数連結して使うアリの巣です。
試験管セパレーターの使用を念頭に置いて、本製品を開発いたしました。
他のどこにも売っていない完全オリジナル商品です。
下記にその特徴をまとめました。
カラーは選べる2色
カラーは淡い色合いの「パステルピンク」と大理石調の「ストーンホワイト」をご用意しました。
それぞれ全く違った雰囲気を味わえますので、お好きな方をお選びください。
かわいい「パステルピンク」とおしゃれな「ストーンホワイト」
基本的にわたしはこの2色をベースカラーに決めているよ!
巣のサイズは?
組付け時外寸
【試験管セパレーター6本時】
約90×220×H90mm(収容目安:クロオオアリ換算で最大200匹)
適応生体は土中性~樹上性まで幅広い
この巣は前述の通り、試験管セパレーターの使用を前提で設計しています。
保湿機能は試験管セパレーターで確保します。
試験管セパレーターは単体でも下記のように内部に湿度勾配を作ることができます。
複数の試験管セパレーターを連結させるため、「加水したもの」と「加水しないもの」を用意すれば、より環境の差を作ることができます。
アリが好きな環境を選んで生活することができますね!
4ステップのかんたん組付け!
ガトリング試験管巣の組み立ては、輸入品によくあるアクリルの保護シートを剥がす必要などがなく、ストレスフリーでとても簡単です。
その方法は以下の通り。
※試験管セパレーター使用前提で説明します。
1.試験管セパレーターの先端に付属のチューブを装着する
チューブを20mmほどの長さにカットして試験管セパレーターの先端に装着する。
(⇩試験管セパレーターでなく、試験管を接続する場合は10mm長く30mmほどでカットすることがおすすめです。)
試験管にチューブを入れる場合は、試験管側のチューブ先端を斜めにカットすると入れやすいよ!
2.3Dプリント連結部にネジ式継手を装着する
工具は不要なので指で回し入れてね!
3.ネジ式継手と試験管セパレーターを接続する
チューブを使って両者を接続します。
力を入れすぎて試験管を割らないように気を付けてね!
4.サポートプレートを試験管セパレーターに挿し込む
適当に数㎝入れて、観察の邪魔にならない場所にプレートを置いてもらえればOK!
通常の試験管で組んだ写真は⇩です!
試験管使用の場合は中に水を入れて付属のワタで封印する。
カバーは材料の弾性を利用してはめ込んでいるから、手で力を入れれば着脱可能だよ!
小型種の飼育に対応
ガトリング試験管巣は小型種の飼育が可能です。
正しい使用方法をすれば、従来のアリの巣に比べて蟻の脱走を90%以上防ぎます。
キイロヒメアリ等の2mm以下の小型種に使用する場合、継手のネジ部の寸法差により、隙間から脱走する場合があります。
継手のネジ部にシールテープを巻くと脱走防止が可能です。
①ネジ部にシールテープを3周ほど巻く
②余っている部分をハサミやカッターで取り除いて、通路を出す
③取り付ける
シールテープは配管などの水漏れ防止に使われるものです。
もっと詳しく使い方を知りたいって方は「シールテープ 巻き方」などで検索してみてね!
下記は販売に先行してテスト飼育をお願いしていた方の様子。
体長2mm以下のキイロヒメアリも脱走することなく飼育できています。
小型種飼育には常に脱走のリスクがあり、「小型種対応」と商品説明に掲げるのは販売者としてリスクが大きくあります。
しかしこれまで小型種をしっかり飼育できる既製品が市場になかったため、要望を幾度もいただいていました。
そこで様々な工夫をこらし、これまで飼育が難しかった体長2mm以下の蟻の飼育も当店の従来製品に比べて90%以上脱走を防ぎ、飼育可能にしました。
小型種対応のエサ場は、現在鋭意開発中なのでお楽しみに!
背面にはチューブ穴があり増設可能
エサ場への連結は3Dプリント連結部の背面からチューブを出します。
初期セットとしてネジ式継手のストレートがついており、8×10mmのチューブを接続可能です。
また、ネジ式のL字継手(別売り)の接続も可能です。
チューブ、L字継手、T字継手はこちらにあります。
写真はすべて一番下の穴をつかっているけど、ほかの場所からチューブを出すことも可能だよ!
小型種飼育の場合のL字、T字継手は隙間ができづらい、下記をおすすめします。
オリジナルアイテム群を組み合わせたセット飼育もおすすめ
「統一感のある飼育セット」
使う色を極力減らし、同色でそろえたセットは見た目も非常にオシャレでオススメです。
下記に飼育セットの一例を載せますので、「こんな感じに飼育できるんだー」と眺めてもらえれば幸いです。
リビングに置いていて来客があっても見せたくなる。そんな蟻の飼育セットを作ろうと心がけています!
パステルピンクのセットは「世界で一番カワイイ蟻飼育セット」を目指してつくってるよっ!!!!
アリ飼育をゼロから考えて、設計とデザインをしました。
いますぐ、販売ページを確認して飼育中のアリに試してあげてください。
きっと、手元に届いたら満足できるアリの巣になっていますよ!
(↑詳細ページクリックで試験管巣のカテゴリページが開きます。在庫切れの場合、商品ページが非公開の場合があります。)