平型石膏巣の自作におすすめのクリアケース 【5選】|アリの巣用

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平型石膏巣におすすめのクリアケースが知りたい!

こんな風に思ったことありますよね?

日本のアリ飼育には、アリの巣を自作する文化が根付いており、「平型石膏巣」は最も一般的に自作されるアリの巣です。

この記事では、そんな平型石膏巣作りにおすすめのクリアケースをご紹介いたします。

写真付きで紹介していきますので、ぜひクリアケースを選ぶ時の参考にしてくださいね!


この記事を書いた人

ありぐら
ありぐら

アリ飼育用品店「あり巣 in underground」の製作担当です。

これまでにアリの飼育用品を1万個以上つくった中で得たコツなどを書いています。



この記事でわかること

  • 平型石膏巣とは?
  • 平型石膏巣におすすめのクリアケース

平型石膏巣とは?

国内のアリ飼育において最も普及している巣のタイプが石膏巣です。

その中でもクリアケースに石膏を流し込み、上から見るタイプのものが「平型」と呼ばれます。

ケースの側面には、エサ場や増設用の巣にホースでつなぐための穴をあけることが一般的です。

平型石膏巣は、多くのアリ販売店で販売されていますし、自作する方も多い人気の高いタイプのアリの巣です。

平型石膏巣のメリット

平型石膏巣のメリット

  1. 材料が少なく、安価で作れる
  2. 加工難易度が低い
  3. 必要な工具はドリルだけ

平型石膏巣は、上記のように作るのが簡単、必要な工具が少ない、安価と自作にピッタリのアリの巣です。

平型石膏巣におすすめのクリアケース

一般的に使われるクリアケース2種類を紹介

平型石膏巣は一般的には、下のような小さなスチロールケースに石膏を流し込み作ることが多いです。



この二つのケースは、共に安価なポリスチレン製。

石膏を流し込むだけの簡易的な石膏巣に向いています。

クリアケースの素材については、別記事に詳細がありますので、ご覧ください。


平型石膏巣に使うクリアケースにはある程度の高さが欲しい

上記に平型石膏巣用の候補として一般的に使われる、2種類のクリアケースを挙げました。

しかし、これらはわたしの感想で言えば、完全に良いサイズのケースとは言えません。

と言うのも、アリが狭い場所や凹凸を好む習性から、わたしが平型石膏巣を作る時には「石」や「木」といったものを埋め込んで作ることが多いためです。

そのため高さが無いケースでは自由にレイアウトできず、使い勝手が悪くなります。


また、他にもある程度の高さがあるケースが望ましい理由があります。

平型石膏巣のクリアケースに高さが欲しい理由

  • 石膏を流し込める量が増えるので、吸水量が上がる
  • 石や木などで凹凸を作る余裕がある
  • 側面に大きな連結穴をあけられる


ある程度の高さのケースとは?

ここで言う「ある程度の高さ」とは、石膏を流し込んだあと、アリが行動できるスペースが残ることです。

石膏を流し込んだ後に大型種であれば、15mm程度。中小型種であれば、5~15mm程度の高さの余裕があれば十分です。

天井が高すぎる空間はアリが落ち着かないため、具体的には30~50mm程度の高さの容器が使いやすいですよ!



国内の販売サイトでちょうど良いサイズのクリアケースがなかったので、わたしの作ったアリの巣を置いている「あり巣 in underground」の店長に取り寄せてもらいました。

次からは同じように平型石膏巣を完全な平面でなく、凹凸を作りたいと考える方向けのクリアケースをご紹介します。

ありぐら的おすすめのクリアケース3選

クリアケース【スクウェアタイプ】


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シンプルで安価なポリスチレン製の四角形ケース。

サイズ:約95mm×95mm×40mm(高さはフタ有りの時)
※フタを外した状態では内寸高さ約32mm

ありぐら
ありぐら

シンプルな形で高さもあるね。

ポリスチレン製だから加工時は割れやすいけど安価でおすすめ!


このクリアケース【スクウェアタイプ】を使った平型石膏巣の作り方は下記に詳細があります。

ご覧ください。


アクリルケース【丸タイプ】


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安価なポリスチレン製ではなく、アクリル製の大型ラウンドケース。

サイズ:約Φ115mm×35mm(高さはフタ有りの時)
※フタを外した状態では内寸高さ約23mm

外周の板厚は約4mm以上あり、かなりしっかりした作りです。

また、一体成型で製造されているので継ぎ目がなく、高級感あふれるケースです。

中心部には直径約35mmのC型の壁があり、大きなケースを平型石膏巣にする時にありがちな「広すぎてアリが落ち着かない」ということを防ぎます。

C型の壁はフタまでは届いておらず、数mmの隙間があります。

ありぐら
ありぐら

アクリル製の容器は高級感があって好き。

一体成型の物は少ないからおすすめだよ!


アクリルケース【八角形タイプ】


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アクリルケース【丸タイプ】の形が違うタイプです。

安価なポリスチレン製ではなく、アクリル製の大型八角形ケース。

サイズ:

面⇒面:約115mm
角⇒角:約122mm
高さ:37mm(高さはフタ有りの時)
※フタを外した状態では内寸高さ約27mm

外周の板厚は約4mm以上あり、かなりしっかりした作りです。

また、一体成型で製造されているので継ぎ目がなく、高級感あふれるケースです。

中心部には直径約40mmのC型の壁があり、大きなケースを平型石膏巣にする時にありがちな「広すぎてアリが落ち着かない」ということを防ぎます。

C型の壁はフタまでは届いておらず、数mmの隙間があります。

ありぐら
ありぐら

丸型のタイプよりちょっと高さがあるね。

丸型と八角形型のどちらを選ぶかは好き好きかな!?


まとめ

今回は、平型石膏巣を作るにあたってわたしのおすすめのクリアケースをご紹介しました。

結果、国内の販売サイトで良いサイズのものを手に入れるのが難しかったため、輸入をして販売する事となりました。

みなさんのおすすめのケースがあれば教えてくださいね!

次は、今回紹介したケースを使った平型石膏巣の作り方を記事にしたいと考えております。


それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

感想やアドバイス、間違いのご指摘などありましたらコメントやTwitterでお知らせ頂ければ嬉しいです!

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