皆さん、こんにちは。
野外で見るイキイキとしたアリの姿を見て、
「自然を切りとったような環境でアリを飼育してみたい!!」と思ったことありますせんか?
「お部屋の中で自然感を楽しんでアリを飼育する」これを叶える巣の一つが、天然木を加工したアリの巣である「丸太巣」です。
今日は、わたしが作る丸太巣についてご紹介させていただきます。
アリには適した飼育環境がある
樹上性のアリ飼育に適した環境を考える
アリって土中営巣性のアリや樹上営巣性のアリなど棲む場所は様々ですね。
飼育されるアリも本来の住環境に合わせて、飼育環境を整えることが必要だと思いませんか?
現在、国内のアリ飼育において主流であるアリの巣のタイプは石膏巣です
その利点は保水性で、土中営巣種に向いています。
しかし、石膏巣はその特徴から過湿環境になりやすく、樹上営巣性の種の多くには不向きであると言えます。
一般に飼育が容易と言われる種に土中営巣種のクロオオアリ等が筆頭に挙げられる理由は、飼育方法が確立していないこと。
突き詰めれば、適正な巣で樹上営巣性の種を飼育していないことではないか、とわたしは考えています。
丸太巣について
製作を始めたきっかけ
数年前、わたしが最初に採集した女王アリは枯枝などに営巣するミカドオオアリでした。
ミカドオオアリは、乾燥を好む種。
そこで、樹上性の蟻を飼育するために適した巣や飼育情報を探しました。
しかし、その頃は今よりさらに飼育情報も適した用品もありませんでした。
飼育情報を調べても初心者向けの種としては、クロオオアリなどの土中性のみがすすめられており、樹上性の蟻の飼育難易度は高く書いてあったと記憶しています。
今、思えば適した巣で飼育することができなかったからでしょう。
わずか三年程前まで、国内のアリ市場には石膏巣とほんの少しその他の巣があるだけでした。
今から飼育を始める方には信じられないかもしれませんが、どんなアリでもほとんど石膏巣で飼育していた時代が長かったみたいです。
もちろん、わたしが欲しかった竹製や木製の巣は、どれだけ探しても手に入りませんでした。
そこで、たまたま最初に出会った乾燥を好む女王アリのために「無ければ最適な環境を持ったアリの巣を自分で作ろう!」と丸太巣の製作を開始しました。
樹上性のアリ飼育におすすめ
ここ数年で国内の市場に出回るようになった試験管巣やアクリル巣、そして木の板材の巣を使えば、樹上性を主とした乾燥を好む種の飼育は問題なく可能です。
しかし、量産されたアリの巣にこんなことを感じたことはありませんか?
・もっと自然に近い環境で飼育したい
・唯一無二の巣で飼育したい
・人工的な見た目が無機質で好きになれない
これらは、実際にわたしがアリ飼育を始めた頃から感じていたことです。
自然を切り取ったような見た目で、樹上性のアリ飼育に特化した巣。
わたしが作る完全オリジナル品の「丸太巣」は、こんなコンセプトで作っています。
巣材に使っているのは、自然感を大事にした樹皮付きの天然木=丸太。
樹木はどこにでもあり、野生のアリの営巣場所の一つですが、屋外の倒木などには多くの雑虫やカビ、キノコなどの問題もあり、拾ってきた木をそのまま長期的に飼育に使うことは難しい素材です。
当店の丸太巣は、「カビ」「キノコ」「雑虫」に侵されやすい丸太をひとつひとつ丁寧に選別、処理していますのでお部屋に置いても安心してお使いいただけます。
また、アリの巣として形状を加工するのも石膏などに比べると難しい素材です。
巣部の彫り込みは、毎回、丸太の形状に合わせて作っており、自然物をそのままの形から加工しています。
ひとつとして同じ形状の巣はありません。
ご利用のお客様の声
これまでにご利用の方からは、こんなありがたい声をいただいています。
出典:あり巣 in underground レビューより
※これより下の写真は全て旧モデルのものです。
※写真は一部、旧モデルのものです。
さらに改良、新モデルに進化
現在は、最大収容数を増やすためにケースを変更し、さらに丸太の大きさや巣部の彫り込みの深さを見直しました。
新しくなった「丸太巣」の最大収容数は、国内大型種でも500匹以上です。
ぜひ、丸太巣を購入して樹上性のアリを飼育してみませんか?
樹木の上を歩くアリを見れば、お部屋の片隅に自然を切り取ったような空間が感じられるはずです。
四つの無料特典あります!
いま丸太巣を購入して頂いた方には、下記の4商品が無料で付いてきます!
- 給水塔
- エサ場
- T字継手
- 連結用チューブ
あとは、好きな生体を入れるだけで自然感あふれる巣がお使いいただけます。
製作へのこだわり
使用する丸太は、年単位で自然乾燥⇒機械を用いた乾燥と2段階の乾燥をさせて材料にしています。
乾燥が足りない木材は収縮や歪みが発生しやすいので、時間はかかるけど大切な工程です。
また、一点ずつハンドメイドで製作しており、一つ作るだけで何時間もの製作時間が掛かっています。
そのため、数多くは作ることができません。
2018年のプレリリース以来、現在まで、およそ半年ごとにしか販売しておりません。
今回製作したロットの内、検品で合格が出せたものも10に届きませんでした。
樹皮の表情や巣部の形状がすべて異なるため、丸太巣はひとつひとつが異なります。
写真をできるだけたくさん撮って雰囲気が伝わるように商品ページも作成いたしました。
いますぐ、数量限定の丸太巣の写真と在庫をご確認ください。
きっと、あなたの一番お気に入りのアリの巣になりますよ!