・より保湿できる試験管巣が欲しい。。。
・撮影しやすいアリの巣があると嬉しいなぁ。
・色んな種類のアリの巣があるけど、万能なタイプはどれ?
こんな疑問や困りごとを本記事では解決します。
本商品はフルモデルチェンジして新しくなりました!
この記事は旧式のものです。
後継品は下記をご覧ください。
下記の記事では、縦置きできる「垂直型3Dプリンター巣」をご紹介しました。
また、下記の記事では、初期コロニー向けの「オリジナル試験管巣」をご紹介しました。
両アイテム共に販売よりご好評いただいておりましたが、「さらにリーズナブルで大容量の蟻の巣が欲しい」「もっと多機能な蟻の巣ってないの?」そんな声を購入者の方より頂きました。
そこで、本記事では3Dプリントと試験管を組み合わせて作ったあらたな「オリジナル試験管巣」をご紹介します
オリジナル試験管巣は、【3本タイプ】と【10本タイプ】がある、小~大コロニー向けのアリの巣です。
多様な環境に住む様々な種類のアリを健康的に飼育できるように設計を考えました!
(↑詳細ページクリックで試験管巣のカテゴリページが開きます。在庫切れの場合、商品ページが非公開の場合があります。)
オリジナル試験管巣について
オリジナル試験管巣とは、3Dプリンターで作られた垂直置き(縦置き)の蟻の巣に多数の試験管を挿して使うアリの巣です。
読者の方より「コンパクトに納められる大コロニー向けの巣も欲しい!」そんな要望を頂いておりましたので、それを具現化しました。
他のどこにも売っていない完全オリジナル商品です。
下記にその特徴をまとめました。
カラーは選べる2色
カラーは淡い色合いの「パステルピンク」と大理石調の「ストーンホワイト」をご用意しました。
それぞれ全く違った雰囲気を味わえますので、お好きな方をお選びください。
かわいい「パステルピンク」とおしゃれな「ストーンホワイト」
基本的にわたしはこの2色をベースカラーに決めているよ!
巣のサイズは?
組付け時外寸
【10本タイプ】約67×187×H147mm(収容目安:クロオオアリ換算で最大500匹)
【3本タイプ】約30×205×H122mm(収容目安:クロオオアリ換算で最大100匹)
試験管・・・Φ18×180mm
付属(無料)のエンドプラグを使えば、試験管1本から使えるから小コロニー~大コロニーまで対応できるよ!
適応生体は土中性~樹上性まで幅広い
この巣は外壁に沿うようにワタの入った給水エリアがあります。
側面にある給水穴からシリンジで簡単に加水できるようになっています。
初回の給水量目安:10~15cc
給水エリアとアリの生活スペースはスリット入りの壁で別れています。
※ヒメアリ等の超小型種はスリットの隙間から入り込む可能性があるのでご注意ください。
給水エリアの下部は35ミリほど水を溜めておけるようになっており、そこからワタが水を吸い上げて加湿する仕組みになっています。
給水をすれば、一般的に石膏巣で飼育されるような土中や湿った朽木に営巣する種類を。
無加水であれば、木製巣で飼育されるような乾いた環境を好む樹上性の種類を飼育することができます。
3Dプリントベースに給水することで試験管のみより保湿しやすくなるよ!
石膏巣よりは乾燥気味になるので土中性の加湿を好む種類は、週に一度程度の頻回な給水をおすすめします!
5ステップのかんたん組付け!もう迷わない!
オリジナル試験管巣の組み立ては、輸入品によくあるアクリルの保護シートを剥がす必要などがなく、ストレスフリーでとても簡単です。
その方法は以下の通り。
1.試験管内に水を5分の1~3分の1ほど入れて付属のワタで封入する。(水を入れないほうが好む生体もいます)
アリの種類によっては試験管内の水すらも嫌がる乾燥を好む種類もいるよ。
わたしが飼育した中だと、ヤマヨツボシオオアリやケブカツヤオオアリなどだね!
そういう生体を飼育するなら、試験管に水を入れないか、いくつかに水を入れて「水あり」と「水なし」で好きなところに住ませるといいと思うよ!
2.付属のホースをカットして3Dプリントベースに挿し込む
斜めにカットしてある方を試験管の中に入れてもらえると、入りやすいよ!
チューブは1本当たり3~4cmほどでカットしてください!
3.挿しこんだホースに試験管をつなぐ
試験管をひねりながら押し込むと入れやすいよ!
4.支持プレートを試験管に挿し込む
5.ショップ名のボードを付ける
看板については、同梱の物によって割れる懸念がある場合など、状況により組付けずに発送する場合があります。
付属のネジ二本を使って、お手持ちのプラスドライバーで3Dプリントベースの背面上部に組付けてくださいね!
組立動画
ぴぴんap生き物チャンネルさんが組立&紹介を作ってくれました!
動画内の3本タイプは今後、販売予定です。
無料でついてくる付属のキャップで使わない場所は封印できる
オリジナル試験管巣は、結婚飛行を終えたばかりの女王から大コロニーまで広くおすすめできるアリの巣です。
しかし、新女王や初期コロニーでは、試験管3本でも持て余してしまい、試験管内にゴミ捨て場を作るなど不要なことが起きる可能性があります。
そこでオリジナル試験管巣には、試験管の差込口に合わせたサイズのキャップを無料で同梱しています。(3本タイプ2個、10本タイプ9個)
このキャップを使えば、試験管1本から使うことができ、コロニーの成長に合わせて拡張していくことが可能です。
また、半年~1年ほどで試験管内の水がなくなるかと思いますので、その時は水の補給時には取り外す必要があります。外した試験管巣から蟻が脱走しないようにキャップをしてご利用ください。
最大収容数は?
このアリの巣で飼育できる最大収容数の目安が下記の通りです。
※最も飼育されている国内最大種の「クロオオアリ」で換算しています。
最大収容数・・・大型種で約700匹
背面の凹凸には2つの機能
3Dプリントベースの背面には、凹凸が設けられています。
この凹凸には二つの機能があり、
- アリの昇り降りを楽にする
- 背面にもつかまりやすくして居住スペースを増やす
これらを目的に設計されています。
アリは垂直面でも登れる種類は多いのですが、大きなエサを運ぶ時などは滑って歩きづらそうにしている様子も見られます。
またハリアリの仲間のように垂直面を昇ることが苦手な種類もいます。
この凹凸は、そんな蟻の昇降を助ける働きをします。
これまでの蟻飼育から得た知見を詰め込みました。
アリ飼育のことを徹底的に考えて設計しています!
側面には10mmチューブ穴が二つあり増設可能
巣部にあいている穴は約10mm。
オリジナル試験管巣の両サイドにある穴は同じ巣を連結するのはもちろんのこと、エサ場や平型3Dプリンター巣と外径10mmチューブで容易に連結可能です。
※3本タイプの連結穴は一つです。
わたしが作る飼育用品の穴高さと穴サイズは、合わせてあるのでストレスなく連結できるよ!
※もし、自作の用品を当店の商品規格に合わせたい場合は下記を参考にしてくださいね!
穴中心高さ・・・床面から12mm
穴サイズ・・・Φ10mm
洗浄可能で繰り返し使える
石膏巣などと違い、3Dプリンター巣は汚れても水洗いで再利用可能です。
観察面は透明度が高く傷の入りづらいガラス。
取付板を留める四本のネジを外すだけで簡単に内部の掃除をすることができます。
巣の上部にはショップ名のボードが付けられる
オリジナル試験管巣は、当店のオリジナル商品ですので、ロゴを彫り込んだ看板を3Dプリントベースの背面上部につけることができます。
この看板はメッシュ加工しており、背面からライトで照らせば店名が浮かび上がります。
3本タイプのトップボードはわたしのシルエットですっ!!
オリジナルアイテム群を組み合わせたセット飼育もおすすめ
「統一感のある飼育セット」
使う色を極力減らし、同色でそろえたセットは見た目も非常にオシャレでオススメです。
下記に飼育セットの一例を載せますので、「こんな感じに飼育できるんだー」と眺めてもらえれば幸いです。
リビングに置いていて来客があっても見せたくなる。そんな蟻の飼育セットを作ろうと心がけています!
パステルピンクのセットは「世界で一番カワイイ蟻飼育セット」を目指してつくってるよっ!!!!
アリ飼育をゼロから考えて、設計とデザインをしました。
いますぐ、販売ページを確認して飼育中のアリに試してあげてください。
きっと、手元に届いたら満足できるアリの巣になっていますよ!
(↑詳細ページクリックで試験管巣のカテゴリページが開きます。在庫切れの場合、商品ページが非公開の場合があります。)